シンボルツリーを選ぶ前に確認すべき4つのポイント

樹種を選ぶ前に、まずお庭の環境を確認しましょう。この4つを把握しておくだけで、失敗のリスクが大きく減ります。

  • 日当たり…1日のうち何時間日が当たるか。南向き・東向き・西向きかによって適した樹種が変わります
  • 植える場所の広さ…将来の樹高・樹幅を考えて、建物・フェンス・隣地から十分な距離を確保しましょう
  • 常緑か落葉か…常緑は一年中葉が茂る。落葉は秋〜冬に葉が落ちるが、季節感を楽しめる
  • 管理の手間…剪定の頻度・病害虫の有無・成長の速さを確認しておくと、後悔が減ります
岐阜の気候の特徴(シンボルツリー選びに重要)

岐阜県は夏の最高気温が38〜40℃に達する猛暑地域です。冬は可児市・美濃加茂市周辺でも氷点下になることがあります。この寒暖差の大きさに耐えられる樹種を選ぶことが、長く楽しむための最大のポイントです。

1. シマトネリコ

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シマトネリコ

Fraxinus griffithii
常緑 成長が早い 日当たり必要
樹高
3〜8m
剪定時期
5〜6月・9月
特徴
耐暑性◎

現在もっとも人気の高いシンボルツリーの一つ。小さな葉が風にそよぐ姿が軽やかで、和風・洋風どちらの外観にも合います。岐阜の夏の暑さにも非常に強く、生命力が旺盛です。

ただし成長が早く、放置すると大きくなりすぎる点に注意が必要です。年1〜2回の剪定で樹形を維持しましょう。

🌿 プロのひとこと「施工後に最もよくご相談をいただくのが『思ったより大きくなった』というケースです。植える場所に余裕を持たせ、定期的な剪定を計画に入れておくと安心です」(代表・酒井)

2. ヤマボウシ

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ヤマボウシ

Cornus kousa
落葉 白花が美しい 実も楽しめる
樹高
3〜8m
開花時期
5〜6月
紅葉
10〜11月

初夏に白い苞(ほう)が花のように見える美しい姿が人気です。秋には赤い実と紅葉が楽しめ、一年を通じて表情が変わる魅力があります。岐阜の気候に非常によくなじみ、丈夫で育てやすい樹種です。

🌿 プロのひとこと「和風のお庭にも洋風のお庭にも合います。常緑のシマトネリコと迷われるお客様には、季節の変化を楽しみたい方にはヤマボウシをおすすめしています」(代表・酒井)

どのシンボルツリーがお庭に合うか、プロに相談してみませんか?

お庭の日当たり・広さ・ご希望のイメージに合わせて最適な樹種をご提案します。植え付け工事も承ります。

3. ハナミズキ

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ハナミズキ

Cornus florida
落葉 春の花が魅力 成長がゆっくり
樹高
3〜7m
開花時期
4〜5月
紅葉
10〜11月

春に白やピンクの花を咲かせる街路樹でもおなじみの樹木。成長がゆっくりなため管理がしやすく、樹形が整いやすいのが特長です。ただし岐阜の猛暑下では西日が強く当たる場所を避けるとより長持ちします。

🌿 プロのひとこと「ピンクのハナミズキは玄関前に植えると春に華やかな印象を与えます。成長が遅い分、将来的な大きさの心配が少なく、お手入れが楽です」(代表・酒井)

4. ソヨゴ

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ソヨゴ

Ilex pedunculosa
常緑 赤い実が美しい 成長がゆっくり
樹高
2〜6m
結実
11〜1月
耐陰性
やや強い

風にそよぐ葉音が名前の由来のソヨゴ。光沢のある濃い緑の葉が一年中美しく、秋〜冬に赤い実をつけます(実がなるのは雌株のみ)。成長がゆっくりで管理がしやすく、日当たりがやや悪い場所でも育つのが魅力です。

🌿 プロのひとこと「建物の北側や半日陰になる場所でも育つ貴重な常緑樹です。赤い実が冬の庭に彩りを加えてくれます。雌雄異株なので、実をつけたい場合は雌株を選んでください」(代表・酒井)

5. アオダモ

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アオダモ

Fraxinus lanuginosa
落葉 白い小花 成長がゆっくり
樹高
3〜8m
開花時期
4〜5月
樹形
自然な雑木風

プロ野球のバットの材料としても知られるアオダモ。自然な雑木風の樹形が人気で、「雑木の庭」をつくりたい方に特におすすめです。春に白い小花が咲き、葉が出る前の枝ぶりも楽しめます。岐阜の気候にも適応しやすく、丈夫に育ちます。

🌿 プロのひとこと「人工的に剪定しなくても自然な美しい樹形になります。ナチュラルガーデン・雑木の庭を目指すお客様に一番最初にご提案している樹種の一つです」(代表・酒井)

6. エゴノキ

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エゴノキ

Styrax japonica
落葉 白い花が垂れ下がる
樹高
3〜7m
開花時期
5〜6月
耐寒性
強い

5〜6月に白い小花が下向きにたくさん垂れ下がって咲く姿が非常に美しいエゴノキ。日本の山野に自生する樹木で、岐阜の気候にも自然になじみます。ヤマガラなどの野鳥が実を好むため、野鳥が集まる庭をつくりたい方にも人気です。

🌿 プロのひとこと「花が終わった後の実にヤマガラが来て、器用に実を割って食べる姿が見られることがあります。自然の豊かさを感じられる樹木です」(代表・酒井)

7. ジューンベリー

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ジューンベリー

Amelanchier canadensis
落葉 春の白花 食べられる赤い実
樹高
3〜5m
開花時期
3〜4月
結実
6〜7月

桜より少し早い時期に白い花を咲かせ、6〜7月に甘い赤い実がなります。実はジャムや生食でも楽しめるため、お子様のいる家庭に特に人気があります。紅葉も美しく、四季折々に楽しみのある樹木です。

🌿 プロのひとこと「お子様と一緒に実を収穫する楽しみがあります。ジャムにすると美味しいと喜ばれます。樹形もコンパクトにまとまりやすく、小さなお庭にも向いています」(代表・酒井)

8. オリーブ

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オリーブ

Olea europaea
常緑 日当たり必須 実も楽しめる
樹高
2〜6m
開花時期
5〜6月
耐寒性
やや弱い

シルバーグリーンの葉が洋風の外観によく合い、おしゃれなシンボルツリーとして人気が高まっています。岐阜では夏の暑さには強いですが、冬の寒さがやや苦手なため、特に寒風が直接当たらない場所に植えるのがおすすめです。

🌿 プロのひとこと「南欧風・プロヴァンス風の外観の家に植えると非常によく合います。ただし岐阜の内陸の寒さには注意が必要で、北側の寒風が当たる場所は避けるようにご案内しています」(代表・酒井)

9. ハイノキ

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ハイノキ

Symplocos myrtacea
常緑 成長がゆっくり 半日陰でもOK
樹高
1.5〜4m
開花時期
4〜5月
耐陰性
強い

小さな葉が繊細な印象を与えるハイノキ。成長がゆっくりで管理がしやすく、樹形が乱れにくいのが特長です。日当たりが十分でない場所でも育てられる常緑樹として、近年需要が増えています。和風・洋風問わず合わせやすいです。

🌿 プロのひとこと「コンパクトに育てられるので、あまり広くない玄関まわりに植えるシンボルツリーとして最適です。ソヨゴと並んで半日陰の場所に使える数少ない常緑樹です」(代表・酒井)

10. カツラ

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カツラ

Cercidiphyllum japonicum
落葉 芳香あり 成長が早い
樹高
5〜20m
紅葉
10〜11月
芳香
秋にキャラメル香

秋になると落ち葉からキャラメルのような甘い香りがすることで有名なカツラ。ハート形の葉が可愛らしく、紅葉も美しい大型の落葉樹です。広いお庭や、将来的に大きく育てて日陰を楽しみたい方に向いています。

🌿 プロのひとこと「秋の甘い香りは一度嗅いだら忘れられません。ただし大木になる樹種ですので、ある程度スペースのあるお庭限定でおすすめしています。シンボルツリーというより、将来のお庭の主役として植える樹木です」(代表・酒井)

10選まとめ比較表

樹種常緑/落葉樹高おすすめポイント注意点
シマトネリコ常緑3〜8m暑さに強い・どんな外観にも合う成長が早い・定期剪定必要
ヤマボウシ落葉3〜8m花・実・紅葉と四季が楽しめる夏の乾燥に注意
ハナミズキ落葉3〜7m春の花が華やか・成長ゆっくり西日の強い場所は避ける
ソヨゴ常緑2〜6m半日陰OK・赤い実が美しい実は雌株のみ
アオダモ落葉3〜8m自然な雑木風・手間がかからない苗が入手しにくい場合あり
エゴノキ落葉3〜7m野鳥が集まる・白花が美しい実の毒性注意(食べない)
ジューンベリー落葉3〜5m食べられる実・コンパクト鳥に先に食べられやすい
オリーブ常緑2〜6m洋風外観に最適・おしゃれ寒風が当たる北側は不向き
ハイノキ常緑1.5〜4m半日陰OK・繊細な葉が美しい水はけの良い土を好む
カツラ落葉5〜20m秋の芳香・紅葉が美しい大木になるため広い庭向き

まとめ

シンボルツリーは「お庭の主役」であり、毎日目にする植物です。見た目の好みだけでなく、日当たり・管理の手間・将来の大きさ・岐阜の気候への適性を総合的に考えて選ぶことが、長く愛着を持って付き合えるシンボルツリー選びの秘訣です。

「どれが自分のお庭に合うか分からない」という方は、ぜひ緑酒園にご相談ください。現地を確認した上で、お庭の環境とご希望のイメージに合った樹種を、プロの目線でご提案します。